日本オフィス(東京・大阪・名古屋)

0120-4192-09【受付時間】
10時~20時(月~金)/10時~19時(土日祝)

ホームステイ—費用や注意点の完全ガイド About Homestay

TOP > ホームステイ—費用や注意点の完全ガイド

海外生活といえば、ホームステイ。
フレンドリーなホストファミリーや異文化体験に、憧れを持つ方が多いでしょう。
こちらはホームステイの費用やおすすめの国などをまとめた留学ガイドです。
これからホームステイを探す方は、ぜひ参考にしてください!


ホームステイとは?

ホームステイとは、留学先で現地のご家庭に滞在する方法です。ホストファミリー(受け入れ先の家族)が生活のサポートをしてくれるため、未成年でも安心して留学できます。また海外生活を体験して視野が広がったり、ホストファミリーとの交流で語学力がアップしたりなど、留学ならではの成果も得られます。

ホームステイのメリット・デメリット

ホームステイがどのようなものかを知るには、メリットやデメリットをチェックしてみましょう。

ホームステイのメリット

1生活のサポートがしてもらえる

多くのホームステイでは、食事が提供されます。これは勉強で忙しい方や低年齢の方にとって、大きなメリットです。また買い物の場所や公共交通機関の使い方なども教えてもらえるため、生活に早くなじめます。

2海外生活が体験できる

ホームステイでは家族の一員として生活するため、海外の家庭生活をリアルに体験できます。日本では珍しい考え方や生活スタイルを目の当たりにすることは、物事に対する柔軟性を高めたり、視野を広げたりする効果があります。

3日常的に言語が勉強できる

ホストファミリーとは現地の言葉で会話するため、毎日が語学学習のチャンス!その国独特の言い回しや自然な表現など、生きた英語を学べるのもポイントです。

4渡航後の手間が少ない

ホームステイは学校が手配してくれるため、申し込みは学校の入学手続きと一緒に行います。渡航後に申し込みをしたり、滞在先を選びに行ったりする手間がなく、スムーズに生活がスタートできます。

5安全性が高い

ホームステイには自治体や学校、民間企業が設けた基準をクリアしたご家庭が選ばれます。また一部の国では、未成年を受け入れるホームステイに無犯罪証明の提出を義務付けたり、より厳しい基準を設けたりしています。そのため安全性が高く、特に未成年の滞在先として最適です。

6滞在費用がわかりやすい

ホームステイの費用には多くの場合、滞在費と食費(※)、水光熱費が含まれます。ハイシーズンとローシーズンで金額が異なることがありますが、毎月の費用が一定であり、出費を把握しやすいです。

※食事が提供されないホームステイもあります。

ホームステイのデメリット

1プライベートな空間が少ない

ホストファミリーと一緒に生活するため、アパートやホテルよりもプライベート空間は少ないです。他の留学生と相部屋になるケースもあります。

しかし人がいることは、言語の勉強にとって理想的です。恵まれたた環境にいるとポジティブに捉え、積極的に交流しましょう!

2ホストファミリーと合わないことがある

一番多く聞かれるのは、食事のメニューが合わないケースです。シャワーの時間など生活リズムの違いや、考え方・文化の違いにストレスを感じる方もいます。
違いを尊重し受け入れる力は、留学で得られる最も素晴らしいスキルの一つです。まずは理解するように努力してみてください。どうしても受け入れられない場合は、ホストファミリーと話し合いましょう。コミュニケーションをとって解決する力も、同時に育まれます。

3ハウスルールがある

ホームステイでは、各家庭のルールを守らなければなりません。そのため、マイペースに生活できないことを、窮屈に感じてしまう方がいます。

留学生はあくまでも家族の一員です。自分に家にもルールがあるように、ホストファミリーにもルールがあります。ルールが厳しい場合は、ホストファミリーと相談しましょう。真剣に交渉すれば、理解をしてくれるホストファミリーもいます。

ホームステイの費用

ホームステイの費用には滞在費と食費、水光熱費が含まれるのが一般的です。費用は滞在先の国や留学期間によって大きく異なります。また以下の条件も、ホームステイの費用に影響します。

  • 食事のプラン(2食や3食、または食事が付かない)
  • 立地(都市部か郊外か)
  • 部屋(個室か相部屋か)
  • 為替レート
  •  
以下はホームステイの費用の目安です。プランは個室滞在で朝夕2食が付く場合を参考にしています。

1週間 1ヵ月 3ヵ月 半年
オーストラリア 3~4万円 10~15万円 35~45万円 70~90万円
ニュージーランド 2~3万円 8~10万円 25~35万円 50~70万円
カナダ 2~3万円 8~10万円 25~35万円 50~60万円
イギリス 3~5万円 12~20万円 35~60万円 70~120万円
アメリカ 4~6万円 15~24万円 50~70万円 100~145万円

ホームステイのタイプ

ホームステイには家族構成やプランによって、様々な種類があります。ステイ先の希望を出すときに役立つため、チェックしておきましょう。

ペットがいる or いない

ホームステイ先には、ペットがいるご家庭が多くあります。アレルギーがある方や動物が苦手な方は、ホームステイの申し込み時にペットがいないご家庭を希望してください。必ず希望が通るわけではありませんが、優先的に考慮してもらえます。

子どもがいる or いない


子どもは比較的簡単な言葉を話してくれるため、語学のよき練習相手です。また家族のなかでムードーメーカーとなり、留学生の居心地をよくしてくれることもあります。特に同年代の子どもは友達感覚で付き合えるため、留学生活がより楽しくなるでしょう。

子どもがいないご家庭は、静かで落ち着いているところが多いです。そのため勉強に集中したい方にとって、好ましい環境と言えます。

ネイティブスピーカー or ノンネイティブスピーカー

ホームステイのご家庭は、現地出身の方だけではありません。中には現地の言葉を母国語としないホストファミリーもいます。

これは語学学習の良いチャンスです!世界の英人口は15億人と言われていますが、その75%は英語を母国語としない人々。英語を話す場面では、そのような方に多く出会います。英語が母国語ではない方とのコミュニケーションは、真に英語力を上げられる絶好の機会です。

食事がつく or つかない

多くのホームステイでは、2食、または3食の食事が付きます。このプランは料理が苦手な方や、自炊の時間がとりにくい方にとって魅力的です。また各家庭の味を楽しめ、異文化体験できるのもポイントです。

食事が付かないホームステイは、食費が含まれないため費用が安くなります。自分で好きなものを作ったり、外食したりできるのがメリットです。ただし自炊をしたい場合はキッチンの使い方を確認しましょう。

英語教師宅 or 一般家庭

一般的な留学プログラムでは、ホームステイに滞在しながら学校で勉強します。しかし英語教師宅ホームステイでは、英語教師の資格をもつ先生の家に滞在し、家でレッスンが受けられます。大人数でのレッスンに不安がある方や、自分のペースで勉強したい方は、英語教師宅でのホームステイも検討してみてください。

ホームステイの注意点

ホームステイでのトラブルの話はよく聞かれますが、原因が滞在する留学生側にあることも多いです。快適なホームステイをするには、ホームステイの常識を知っておきましょう。しっかりと心構えをすれば、避けられるトラブルがたくさんあります。

1家族の一員として生活する

留学生はホームステイの「お客様」ではありません。ゲストのようなふるまいは、ホストファミリーに対して失礼です。家族の一員として生活し、身の回りのことを自分で行ったり、家事を手伝ったりしましょう。また家族の団らんやイベントに参加することも大切です。

2ルールを守る

各ご家庭には、食事の時間や家事分担などのルールがあります。ハウスルールをしっかり守り、トラブルが起きないようにしましょう。またルールで決まっていないことでも、ホストファミリーへの配慮が大切です。例えば外出の際は、行き先や帰りの時間、食事が必要かを伝えるようにしましょう。

3文化や宗教の違いを尊重する

ホームステイではホストファミリーの人種やルーツ、宗教などによって、日本とは違う考え方や文化に出会う場面があります。例えばキリスト教のご家庭では食事の前にお祈りをしたり、ミサに行ったりします。参加するように求められた場合は、可能な限り応じるのがマナーです。無理な場合はしっかりと理由を説明しましょう。拒否するのではなく、相手を尊重し理解を示したうえで対応してください。

4コミュニケーションをとる

ホストファミリーと良い関係を築くには、積極的に会話することが大切です。日頃あったことや疑問など、小さなことでも良いので話しかけてみましょう。最初は上手に会話が出来なくても、繰り返すうちに言語は上達します。またホストファミリーにとっても、積極的に話しかけてくれる相手の方がコミュニケーションを取りやすいです。

5トラブルの際は話し合いや相談をする

自分の意見や要求を伝えることは、海外生活で必要です。ホームステイ先でトラブルがあった場合は、まずホストファミリーと話し合い、自力で解決してみましょう。一人で解決するのが難しかったり、明らかに不当な扱いを受けたりした場合は、学校や留学エージェントに相談しましょう。

6ホストファミリーに先入観を持たない

ホストファミリーは現地出身でなかったり、同性カップルであったりなど、さまざまです。また料理のメニューや家事の方法なども、各ご家庭に特徴があります。ホームステイの理想と現実のギャップにストレスを感じる方がいますが、違いがあるのは当たり前です。先入観を持たず、各ご家庭のよさを見つけ、ホームステイを楽しみましょう。

ホームステイでおすすめの国とプログラム

留学先として人気が高く、ホームステイの体制も整っている国をご紹介します。留学先をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

オーストラリア

安心の環境で心身ともに快適な留学生活

おおらかな人々と豊かな自然が留学先として大人気のオーストラリア。一年を通して穏やかな気候で、のんびりとした生活が送れます。また留学生の受け入れに積極的で、留学生を守る法律が整備されています。特に未成年を受け入れるホームステイがしっかりと管理されており、州の厳しい審査をパスして無犯罪証明を提出したご家族のみが、ホームステイ先として登録されます。


おすすめのプログラム

ニュージーランド

安全&リーズナブルな正規留学で注目の留学先

ニュージーランドは治安の良さと、整った留学制度が魅力です。ホームステイ先には部屋の設備や食事回数などに基準が設けられているほか、ホストファミリーには無犯罪証明の提出が義務付けられています。また現地の公立学校に通えるため、比較的リーズナブルに長期留学ができま

                    

おすすめのプログラム


カナダ

留学初心者におすすめの学びやすい英語と安全な環境

カナダ英語は比較的ゆっくり・はっきりしていることから、学びやすいと言われています。留学環境としては、世界に認められた治安の良さや生活のしやすさがポイントです。また留学費用が比較的リーズナブルで、現地の学校に通う場合は公立学校が選択できます。

     

おすすめのプログラム


イギリス

英語漬けの環境でしっかり学びたい方におすすめ

世界の公的機関で公用語とされるイギリス英語が学べます。また他の欧米諸国と比べると日本人留学生が少なく、英語学習の環境として非常に魅力的です。海外らしい雰囲気を満喫できるのもメリットで、伝統的な街並みや美しい田園風景など、西洋の空気を肌で感じたい方に選ばれています。
                                    
                   

おすすめのプログラム


アメリカ

プログラム内容にこだわって留学先を選べる国

アメリカは日本人の留学先として、毎年トップにランクインしています。日本人にとってなじみがあるアメリカ英語を学べるだけでなく、学校やプログラムの選択肢が豊富なのが特徴です。勉強したいことが実現できる環境は世界中の学生を魅了しており、各国から偏りなく留学生が集まっています。

                    

おすすめのプログラム


国選びの注意点

アメリカとイギリスで現地の小・中・高校に通う場合、私立のボーディングスクール(全寮制学校)に通うことになります。原則として生徒は寮に滞在するため、ホームステイはできません。しかし学校の休暇中は寮も閉まるため、ホームステイに滞在できます。


年齢別のおすすめホームステイプログラム

留学プログラムには対象年齢があり、ホームステイも生徒の年齢に合わせたサポートをしてくれます。プログラムを選ぶ際は、対象年齢をしっかりチェックしましょう。下記は対象年齢別のおすすめプログラムです。

未就学児のホームステイ


小学生のホームステイ


中学生のホームステイ


高校生のホームステイ


ホームステイへの手紙

ホームステイ先への手紙は、ホストファミリーにあいさつしたり、感謝を感謝を伝えたりするために書きます。ホストファミリーと良好な関係を築くため、ぜひ挑戦してみてください。

出発前に自己紹介

ホームステイに申し込む際やホームステイ先が決まった後に、自己紹介の手紙を書くことがあります。書くべき内容は名前や年齢、家族構成、趣味、留学中にやりたいことなどです。ホストファミリーに自分のことを知ってもらい、親しみを持ってもらえるような手紙を書いてみましょう。

帰国後にお礼

感謝の気持ちを伝えることは、礼儀正しいふるまいとして万国共通。お世話になったホストファミリーには、必ずお礼の手紙を書きましょう。感謝の他にも留学中に一緒にやって楽しかったことや、ホストファミリーと離れたさみしさ、また会いに行きたいという気持ちなどを入れると、よい手紙が書けます。


ホームステイ以外の滞在方法

留学にはホームステイ以外の滞在方法もあります。留学プログラムでホームステイが指定されていない場合は、他の滞在方法も調べてみるのがおすすめです。

学生寮

学校や留学エージェントが提供する寮に滞在します。友達と一緒に生活できたり、寮が学校から近かったりするのがメリットです。親子留学の場合は子どものみが寮に滞在し、親は別の滞在先を手配します。

シェアハウス

ひとつの家や部屋を、複数の人でシェアする方法です。滞在費が抑えられるため、長期で留学する方に多く選ばれています。ただし未成年の単独渡航の場合、契約ができないことがあるので注意しましょう。

コンドミニアム・アパートメント

いわゆる一人暮らしのスタイルで、コンドミニアムは家具付きの短期滞在者向けの物件です。プライバシーが守られるほか家族で過ごしやすいため、親子留学の滞在先として人気です。


ホームステイの体験談



ホームステイのよくある質問

ホームステイはどのように探せばよいですか?
ホームステイは留学プログラムとセットになっていることが多いです。まずは参加したいプログラムを探し、そのプログラムでホームステイができるかをチェックしてみてください。
ホームステイ先の希望は出せますか?
リクエストできる内容は、学校によって異なります。アレルギーによる食事制限やペットの有無、禁煙家庭など、健康に関するリクエストは通る場合が多いです。ホームステイ先の家族構成や立地、部屋の種類(個室・相部屋)は、希望が通らない可能性があります。


 
ホームステイはどのように申し込めばよいですか?
留学プログラムの申し込みをする際に、一緒に申し込みます。


ホームステイの一般的な期間はどれくらいですか?
年齢と留学期間によります。低年齢の方の留学や短期留学の場合、留学期間=ホームステイ滞在期間となるのが一般的です。成人以上の方が長期留学する場合は、1〜12週間ほどホームステイをした後、滞在費を節約するためにシェアハウスへ移ることが多いです。

ホームステイでの過ごし方はどのような感じですか?
ホームステイでは朝と夕方、特に食事の時にホストファミリーと過ごします。夕食後に家族の団らんやテレビタイムがある時も、一緒に楽しみましょう。休日は自由行動をしたり、ホストファミリーが計画してくれたアクティビティに参加したりします。

ホストファミリーへのお土産は何がいいですか?
海外では買えないような、日本の便利グッズがおすすめです。ホストファミリーによっては日本人留学生を受け入れた経験があり、定番の日本雑貨をすでに持っている可能性があります。また留学中に日本料理を作ってあげるなど、「おもてなし」のお土産も喜ばれるでしょう。

ホームステイ先が合わなかった場合、変更はできますか?
まずは問題を解決してみることが大切です。リクエストがある場合は、ホストファミリーに相談しましょう。それでも合わない場合は学校や留学エージェントに相談できますが、必ず滞在先が変更できるわけではありません。ただし人種差別など不当な扱いを受けたケースでは、変更できる可能性が高いです。

ホームステイ先とトラブルになった場合、どうすればいいですか?
まずはホストファミリーと話し合い、自分で解決してみましょう。丁寧にコミュニケーションをとることで、解決できる問題は多くあります。難しい場合は学校や留学エージェントに相談しましょう。

ホームステイの持ち物はどうすればよいですか?
長期の海外旅行と同じです。歯ブラシやシャンプーなど一人で使うものは、基本的に持参します。これらは現地で購入することも可能です。タオルや洗剤などは、ホームステイ先のものをお借りします。