ビーズスクールはサセックス州の中でもトップレベルの私立校で、イーストボーンの海辺近くと内陸の田園地域の2カ所の敷地で4－18歳の生徒を受け入れています。
そのビーズスクールが毎年開催する留学生向けのサマースクールは、イングランド南東部のボーディングスクールや大学キャンパス6つを利用して行われます。ビーズ自体の敷地だけにとどまらず複数のロケーションで開講することにより、より幅広い年齢の生徒に参加の機会を与え、より様々なプログラムを提供することができています。

サセックス大学のキャンパスでは、年齢高めの生徒を対象とした2つのプログラムが実施されます。

English for the Future (Coast)（15－17歳、英語レベルA2からC2まで）
週20時間のレッスンで、将来のリーダーとしてこれからの世界を考えて、SDGsや社会問題をトピックとして取り上げながら英語力を強化していきます。

Pathways to Higher Education（16－20歳、英語レベルB1からC2まで）
週25時間の集中プログラムで、高等教育の進学を目指すティーンエージャーとキャリア形成への第一歩を踏み出したい若い大人が対象です。アカデミック英語、学問や就業の環境におけるコミュニケーション、専門分野のための英語などを学びます。

特に、「Pathways to Higher Education」は、通常なら大人向けの通年プログラムにしか入学できない18歳以上の留学生が参加できる珍しい短期サマースクールです。中級以上の英語力があることが条件かつ内容もより学業中心でハードとも取れますが、一般的なティーン向けサマースクールでは物足りなく、もう少し大人向けだけど全部が徹底管理されている安心感も得たい方にとっては有効な一つの選択と言えます。
たとえば、これからイギリスの大学進学に向けてファウンデーションコースを受講予定の方も、こういった短期プログラムでさらに細かく段階を踏んで、よりスムーズに新しい学習環境に慣れていけるかもしれません。

サセックス大学は国立公園の緑に囲まれていながらブライトンの街から電車10分で行けて、田舎と都会の良さを併せ持っています。基本が全部がキャンパス内で完結する小さな町のような規模感のキャンパスで、自立していてより自由に行動したいティーンや若者にぴったりの生活環境です。
滞在先となる学生寮はバスルーム設備付きの1人部屋が8つまとまったアパートタイプで、同じアパートブロックの生徒とはキッチン、ラウンジエリアや自習室が共有の場所となります。